学校保険とは?
学校(小学校・中学校・高校)や保育園など、多くの生徒・お子さんを集団で管理し、教育活動や育成を行う場合、そこには様々なリスクが潜んでいます。
「授業中に事故が発生した」「登下校中に他者にケガを負わせた」「老朽化した設備でケガ人が出た」「放課後に先生が野球のノックをしていて生徒や通行者がケガをした」
…などなど、枚挙にいとまがないほど多様なケースがあります。
学校保険(学校単位の損害賠償保険)では、
保険がない場合は、生徒個人・先生・学校などが、自分で対処しなければならないリスクに対して、保険を通じて補償を行うものとなります。
当サイト(学校保険ナビ)では、学校の教育活動やその付随する活動(登下校・放課後・修学旅行など)により生じた損害賠償責任等に対して保証を行う保険についてご案内いたします。
小学校・中学校・高校の保険
統合賠償責任保険
引受保険会社:
日新火災海上保険株式会社
取扱代理店:
株式会社サクシード
小学校・中学校・高校を対象とした統合賠償責任保険「ビジサポ」(日新火災海上保険株式会社)は、
学校単位・自治体単位・PTA単位などで加入し、
学校生活をめぐる様々なリスクを総合保障する保険です。
学校単位での加入ですので、管理しやすく、
1つの保険で、
「学校の責任」「個人の責任」の両方をカバーし、
教育活動上で生じうる「人」「物」のリスクを保障します。
教育活動上で生じうるリスクをカバー
授業時間、登下校、クラブ活動、学校行事、休憩時間など、学校の教育活動中だけでなく、それに派生する活動も補償対象となります。
たとえば、「先生が登校中に自転車で人にケガをさせた」
「校内の『いじめ』について学校の責任が生じた」
「放課後の遊びの中で生徒が設備を壊した」
など、広範な内容がカバーされます。
授業でプールでおぼれたとき…
「学校」「生徒」「教職員」などの賠償責任を補償
学校生活等で生じるリスク、責任を負わなければならない賠償について、「学校の責任」「生徒の責任」「教職員の責任」「協力部外者の責任」が問われますが、これらについてカバーする保険です。
たとえば、生徒が大けがを負ったときに
「学校」に賠償責任がある場合や、「ボランティアで学校行事をお手伝い頂いた方」に責任がある場合があります。
こうした様々なケースにおいて補償を行います。
運動会のボランティアの方も
サイバー事故など、新たなリスクにも対応
学校での教育や管理にパソコンなどの端末を使うことが日常化する中で、セキュリティー対策を行っていても外部からの攻撃等で、生徒や父兄の個人情報が大量流出してしてしまうことも起こり得ます。
ちょっとした不注意からウィルスに感染して重大事態が引き起こされるなど、こうした新たなリスクに対しても「サイバー特約」によって損害賠償や再発防止対策などを保障対象とすることができます。
こんなケースは?…Q&A
保険の契約をする際は、どのような時に保障されるのか、しっかりと確認しておくことが大切です。
こんなときはどうなの?というケースについてご紹介します。
Q. 生徒同士でケンカして、生徒がケガをした時は?
A. 「暴力」や「故意」によるものは保険の対象となりません。
ただし、学校の管理責任が生じる場合は保険対象となるケースがあります。
Q. 下校中に、生徒が自分で転んで自分のメガネが割れたときは?
A. 自分で自分の所有物を破損させた場合は、保険の対象とはなりません。
Q. 家庭訪問中に、先生が「自動車」で事故を起こしたときは?
A. 「自動車」の事故は、この保険の対象にとなりません。
ただし、「自転車」の場合は、保険対象です。
詳しくは、「小学校の保険」「中学校・高校の保険」のページで
保険料や、保険対象、補償額などをご確認ください。
タブレット保険
財産補償保険
引受保険会社:
日新火災海上保険株式会社
取扱代理店:
株式会社サクシード
タブレットに対する保険・財産補償保険「Mono保険」(日新火災海上保険株式会社)は、
GIGAスクール構想によって生徒や先生などに配布されるタブレットについて、破損や盗難などを保証する保険です。
生徒一人一人がタブレットを持ち、学校で、自宅学習で利用するようになり、「下校中に人にぶつかって落下し壊れた」「体育の時間中に何者かに盗まれた」「家族が誤って踏んずけて壊れた」などの場合、保険がなければ「自分で弁償」となりますが、
タブレット保険により保障されます。
学校単位での加入だから、安心
タブレット保険は、基本、学校単位で加入いただく保険となります。
生徒・先生に配布されたタブレットの識別番号ごとに管理できますので、とても安心で、加入手続きも簡易に済ますことができます。
「勉強中に、机から落ちて壊れた」
「水をこぼしてタブレットが動かなくなった」
…などの修理・買い替えを、保険でカバーでき、とても安心です。
学校・登下校・自宅・家族の原因に対応
タブレット保険は、学校での学習中はもちろん、登下校や自宅での不注意などで生じた故障・破損について保証されます。
また、家族が誤って「踏んで壊した」などのケースでも保障されますので安心です。
タブレットは、高価であり、とても繊細な機器ですので、ちょっとした不注意で動かなくなることがありますので、保険でカバーすることはとても重要です。
こんなケースは?…Q&A
タブレット保険の契約をする際は、どのような時に保障されるのか、しっかりと確認しておくことが大切です。
こんなときはどうなの?というケースについてご紹介します。
Q. 下校中に、うっかりベンチに置き忘れて紛失した場合は?
A. 自己責任の「紛失」は保険の対象となりませんのでご注ください。
Q. 長く使っているために壊れた場合は?
A. 経年劣化が原因の故障については、保険対象となりません。
Q. 自分で買ったケーブルやソフトが壊れたときは?
A. 自分で買われたタブレットの備品等は、保険の対象となりませんのでご注意ください。
詳しくは、「タブレット保険」のページで
保険料や、保険対象、補償額などをご確認ください。
保育園 保険
保育園を対象とした保険『保育のお守り』(介護保険・社会福祉事業者総合保険・あいおいニッセイ同和損保)は、
保育事業の運営をとりまく、さまざまなリスク(事故・ケガ・情報漏洩など)を総合的にカバーする総合補償型商品です。
就学前の小さなお子様・乳幼児をあずかる保育事業には、様々なリスクがあります。
保育園単位で加入することができる損害保険で、
おあずかりしている子供さんが「ケガをした」「食中毒になった」など、幅広いリスクがカバーでき、万一の時に備えることが出可能となります。
損害賠償~事故対応費用まで幅広くカバー
「ほいくのお守り」保険は、
「園児が施設内でケガをした」「乳幼児突然死症候群(SIDS)により亡くなってしまった」「食中毒が発生した」…などの損害賠償や見舞金などを補償。
また、「施設内に保管していたベビーカーが紛失した」
「散歩中に園児がはぐれて、踏切に入って電車に遅延が生じ、損害賠償が請求された」など、幅広い「万一」に備えることができます。
詳しくは、「保育園の保険」のページで
保険料や、保険対象、補償額などをご確認ください。